三浦技研のおすすめウェッジは?スコアアップにつながる選び方も解説

三浦技研

国内屈指の地クラブ(カスタムクラブ)メーカーとして知られる三浦技研は、アイアンが有名です。ウェッジの製造・販売も行っていますが、三浦技研のウェッジでおすすめなのはどのモデルなのでしょうか。

今回は、三浦技研のウェッジについて紹介します。スコアアップにつながる選び方も紹介していますので、最適なウェッジを購入する際の参考になれば幸いです。

ツアープロや上級者にも人気の三浦技研

三浦技研は、1977年に兵庫県神崎郡に創業した、国内有数の地クラブ(カスタムクラブ)のメーカーです。さまざまなクラブを製造していますが、特にアイアンの性能が高く、タイガーウッズをはじめとした世界のツアープロからの評価も高いです。

国内メーカーでも、「コストダウンや大量生産のために、製造は海外の工場で」という方針を取るケースは少なくありません。しかし、三浦技研は創業以来国内製造にこだわり続けています。そんな三浦技研のゴルフクラブには、以下のような特徴があります。

  • 精度が高い
  • 軟鉄鍛造製法
  • 独自のカスタム受注システム

少数精鋭の職人の手によって生み出されるクラブの精度は非常に高く、寸法や重量の誤差がほとんどありません。また、三浦技研のアイアンは「軟鉄精密鍛造製法」という、独自の加工法を用いています。高温で金属を熱しながら叩いて成型する鍛造を3回繰り返し、高い強度と心地よい打感を実現します。

独自のカスタム受注システムを採用しているのも、三浦技研が人気の理由の1つです。「MIURA CRAFTSMAN WORLD」では、ライ角やロフト角を1人ひとりのレベルや好みに合わせてカスタムでき、高い満足感が得られます。

三浦技研はウェッジも◎おすすめモデルは?

「三浦技研といえばアイアン」というイメージも強いですが、ウェッジも高い評価を得ています。三浦技研のウェッジのなかでおすすめのモデルは、次の4つです。

MG-S01

打感と操作性に定評があるMG-S01も、三浦技研のウェッジのなかでおすすめの1つです。MG-S01のヘッドはやや小ぶりで、難しいと感じる人も少なくありませんが、こちらは比較的やさしいクラブで、初心者や中級者も使えます。スピンをしすぎることなく、正確性にも優れており、ややダフってもしっかりと距離が出せます。三浦技研のクラブ特有の柔らかい打感も感じられ、ウェッジのアプローチ練習が楽しくなるでしょう。

TW-01

TW-01は、サンドウェッジ専用のモデルです。初の軟鉄S35C+冷間精密鍛造製法によって誕生したTW-01は、トゥ側を高くし、ヒール部分の懐を深くしたことで、開いて構えやすい形状を実現しています。固い鉄に、できるだけ熱を加えず金型に押し込んで整形したウェッジは、純鉄とは異なる手応えと独特な打感があります。また、三浦技研初となるフルスコアラインタイプとレギュラータイプのスコアリングラインの2つから選べるのも特徴です。

RF Wedge 99.3Pure

MG-R01の外装変更モデルで、99.3%以上の高純度の純鉄素材を使用した「RF Wedge 99.3Pure」は、通常のラインナップは50,52,56,58度の4つのロフト角を用意していますが、クラフトマンワールド対応なので48°から60°まで1°刻みでカスタム可能です。もちろんクラブのロフト表記も指定したロフト角で表記されます。スコアリングラインには、三浦技研独自のスピングラインド製法を採用し、スピン性能を保ったまま、フルカスタムにも対応可能です。シンプルなヘッド形状と使いやすいラウンドソール、適度なグースネックは、大型化するアイアンヘッドとも相性がよく、クラブセッティングで重宝するでしょう。

三浦技研のウェッジ、最新モデルは?

使ったゴルファーが高く評価する三浦技研のウェッジのなかには、すでに製造が終了してしまっているモデルもあります。2024年現在の最新モデルは、おすすめでもご紹介した「RF Wedge 99.3Pure」です。稀少な純鉄と三浦技研の持つ高い技術で仕上げた1本は、性能はもちろん、この上ない打感で納得のプレーをするのにも貢献します。

スコアアップにつながるウェッジの選び方

ゴルフにおいて、ウェッジはグリーン周辺の短い距離でアプローチショットをする重要な役割を持ったクラブです。三浦技研をはじめ、各メーカーから最適なウェッジを選ぶためには、どのようなポイントtに注目するとよいのでしょうか。

ピッチングウェッジを基準に4~6度刻みで選ぶ

ウェッジはピッチングウェッジ、アプローチウェッジ、サンドウェッジ、ロブウェッジの大きく4種類あり、クラブセッティングで4本すべて入れる人もいれば、2.3本しか入れない人もいます。4本すべてのウェッジをそろえる場合は、ピッチングウェッジのロフト角を基準に、4~6度刻みにするのが一般的です。

たとえば、ピッチングウェッジのロフト角が45度の場合は、その他のウェッジは50,54,58度の4度刻みにすると、グリーンまでの距離に合ったクラブを選びやすくなります。

初心者はソール幅の広いものがおすすめ

初心者がウェッジを選ぶ場合は、ソール幅が広いものがおすすめです。ソール幅が広いと芝の上をすべるのでミスが軽減でき、「ミスをしにくい」という意識からスイングに集中できます。

また、初心者はバウンス角が大きいものを選ぶのもポイントです。バウンス角が大きいとソールが跳ねやすく、ラフやバンカーなどの難しいシーンでもやさしく感じられます。

アイアンより重いものを選ぶ

ウェッジがアイアンより軽いとヘッドが走りすぎてしまい、トップのミスが起こりやすくなります。ウェッジはアイアン同様、確実に距離を刻んでいくためのクラブですので、安定感を重視しましょう。

総重量がアイアンよりやや重いものだと、トップのミスを軽減できます。重めのものを選ぶのが難しい場合も、アイアンと同じくらいの重さを意識し、軽くならないようにしてください。

上級者のウェッジ選びで注目したいポイントは?

初心者と上級者では、ウェッジを選ぶ際のポイントが若干異なります。上級者が自分に合ったウェッジを選ぶ場合は、次の点に注目しましょう。

  • ソール幅は平均から狭め
  • バウンス角は平均から小さめ
  • 総重量は初心者と同じ

弾道やスピン量などを細かく調節して使いこなせる技量があれば、ソール幅が狭いウェッジのほうが操作性を出しやすいです。また、バウンス角も上級者なら、自分の持つスキルで作ることができます。フェアウェイでバウンスが妨げになるというデメリットも軽減できるので、8~10度のローバウンスのウェッジを選びましょう。

総重量は初心者同様、アイアンと同じかやや重めにするのがポイントです。シャフトをアイアンより重いものにすることで無理のないスイングを実現し、適切な飛距離が出しやすくなります。

三浦技研のウェッジに関するご相談も、ゴルフショップウィザードへ

アイアンが人気の国内地クラブ(カスタムクラブ)メーカー・三浦技研は、ウェッジも高い評価を得ています。最新モデルはMG-R01の外装変更モデル「RF Wedge 99.3Pure」です。スコアリングラインに三浦技研独自のスピングラインド製法を採用したモデルは、フルカスタムにも対応しています。

ウェッジは初心者と上級者で選び方が異なります。ソール幅やバウンス角にも注目し、スコアアップが期待できるクラブ選びを意識しましょう。

ゴルフショップウィザードでも、三浦技研のアイアンやウェッジを取り扱っております。地クラブメーカー各社のウェッジも取り揃えておりますので、お客様のご要望やレベルに合ったクラブのご提案が可能です。また、ショップ内ではレッスンプロによるインドアレッスンも行っておりますので、ご購入いただいたウェッジをより使いこなすためのコツもお伝えできます。

ウェッジ選びに迷ったら、ぜひお気軽にご相談ください。

ライター:永野栄里子

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