三浦技研のアイアン 「CB-302」の評価は?特徴も紹介!

三浦技研

多くのツアープロやトップアマに愛されるアイアンを手がける三浦技研が、2023年4月に発売した「CB-302」アイアン。クラブの特徴や、実際に使用した人の評価が気になる人もいるのではないでしょうか。

今回は、三浦技研の「CB-302」に関する情報をお届けします。

1977年創業の三浦技研

三浦技研は、兵庫県神崎郡に1977年に創業した地クラブメーカーです。国内有数の地クラブメーカーとして、長年高い人気を集めており、特にアイアンの性能はツアープロからも評価されています。

三浦技研のアイアンは、タイガー・ウッズをはじめ、世界の多くのプロたちが使用しています。海外の工場でゴルフクラブを製造するメーカーも増えるなか、国内製造にこだわり続ける三浦技研の特徴は、大きく3つです。

  • 高い精度
  • 軟鉄鍛造製法
  • 独自のカスタム受注システム(クラフトマンワールド)

国内で少数精鋭の職人によって作られるクラブの精度は非常に高く、重量や寸法の誤差がほぼないことで有名です。手作業によって生み出されるアイアンには、「設計した数値を徹底して守る」という、創業者の信念が受け継がれています。

また、三浦技研のアイアンには、独自の軟鉄精密鍛造製法という、高温で金属を熱しながら叩いて成型する加工法を用いているのも特徴です。計3回の鍛造で、強度が高く心地よい打感のアイアンが完成します。

さらに、「MIURA CRAFTSMAN WORLD」という独自のカスタム受注システムを採用しています。レベルや好みに合ったロフト角やライ角をカスタムでき、1人ひとりに合った性能を実現します。高い満足感が得られる見た目の美しさにも、この受注システムが深く関わっているといえるでしょう。

2023年4月に「CB-302」を発売!スペックは?

三浦技研は、2023年4月に新たなモデル「CB-302」を発売しました。幅広いレベルのゴルファーが使えると謳われるアイアンのスペックは、以下の通りです。

※公式サイトより引用(https://www.miuragiken.com/product/cb-302/

三浦技研「CB-302」の特徴

三浦技研の「CB-302」は、寛容性と操作性をハイレベルで両立させたアイアンです。形状や重量配分などに見られる特徴は、大きく5つあります。

鍛造製法の限界に挑んだキャビティ形状

「CB-302」はVカット形状頂点を、インパクトエリアの真後ろ・中心に配置しています。この形状により、トゥ・ヒールのパワーを一点に凝縮でき、インパクト時のパワーをボールに伝達させられます。

また、全体重量の60%にあたる、160gの重量をキャビティソール部分に配分しており、「CB-301」以上の低重心化も実現しています。打ち出し角は高めですが、鍛造製法の限界に挑んだこだわりのキャビティ形状によって、風に負けない強い弾道を描けます。

ワイドなソール幅

7番アイアンのヘッドセンター部分は19.8mmで、一体型軟鉄鍛造ヘッドのなかでは、三浦技研アイアン史上最大となるワイドなソール幅も、特徴の1つです。ワイドソールヘッドは、ヘッドの抜けが課題となることも多いですが、「CB-302」はバックフェース側を丸く削ったキャンバーソールにより、抜けのよさも追求しています。追求されたソール形状は、芝生やライの影響を受けにくく、幅広いスイングタイプのゴルファーに対応可能です。

やや小さめのヘッドサイズ

フェース長は71.5mmで、前モデル「CB-301」と比較して2mm短くなっています。また、ヒール高を前モデルから1mm高くし、34mmにすることで、左右のブレの少ない、直進性の高い弾道を描けます。小ぶりで操作性のよいヘッドサイズはやさしさだけでなく、上級者が高い満足感を得ることにも貢献します。

バックフェースの重量配分は、番手ごとに最適化

ロング・ミドル・ショート、それぞれのアイアンが求められる性能を検証し、重量配分を番手ごとに最適化しているのも、「CB-302」の特徴です。ソールのV字頂点を境に、ヘッド全体の60%にあたる重量をトゥ側とヒール側の重量を番手に合わせて変化させることで、ロングアイアンはヘッドをターンさせやすく、つかまりを意識した仕上がりになっています。また、ショートアイアンは重量配分により、振り切っても左につかまりすぎず、弾道のコントロール性を実現しました。

専用のカスタムソールも

「CB-302」には、9ポジションに対応する専用カスタムソールがあります。スタンダードなキャンバーソールのほか、ソールセンター部分がフラットな形状をしたダブルカットソール、ソールセンターの稜線を明確にしたシェブロンソールがあり、ダブルカットソールは緩い入射角に、シェブロンソールは鋭い入射角に対応します。

三浦技研「CB-302」の評価

追求を重ね、5つの特徴でこれまでのモデルからさらに進化した、三浦技研の「CB-302」。実際に使用した人は、どのような評価をしているのでしょうか。デザイン性や打感、操作性などの観点から評価を見てみましょう。

デザインが美しい

シンプルで無駄がないヘッドデザインは、スタイリッシュな美しさを実現しています。ヘッドサイズは小ぶりなので上品さや洗練された雰囲気があり、かといって小さすぎないのでプレーにもよい影響をもたらします。

打感がよい

「CB-302」の打感は、キャビティらしい柔らかさが魅力です。マッスルほどの潤いはないものの、心地よい打感で気持ちよくプレーできるでしょう。打音は少し乾いた感じがして、打感・打音ともに「極上だ」という高い評価をつける人は多いです。

操作性に優れている

緻密に計算された重量配分やヘッド形状・サイズにより、優れた操作性を実現しているのも「CB-302」が高く評価される理由です。寛容性と操作性を両立させたアイアンは、使いやすさだけでなく上級者やプロのように、自分のゴルフを追求したい人にも最適です。

やさしいアイアンでアベレージゴルファーも扱いやすい

世界で活躍するプロたちが愛用する地クラブは、「上級者向け」だと思われがちですが、三浦技研の「CB-302」は、やさしいアイアンであると評価する人も多く存在します。上級者だけでなく、アベレージゴルファーにも扱い安く、納得のプレーを実現できるでしょう。

コスパは…?

「CB-302」の価格は、従来の三浦技研のモデルと比較して非常に高くも安くもありません。価格と操作性やデザイン、満足度を総合的に評価すると、コストパフォーマンスは「普通~満足」といった評価が多いです。

「CB-302」は、「安価で納得感が大きい」わけでも、「高くて使いにくい」わけでもなく、価格に見合った使い心地を実現しているといえます。「お得感」はありませんが、決して満足度が低いわけではなく、むしろ高い満足感でよりゴルフのラウンドを充実させたり、スコアアップを目指したりできるクラブですので、迷っている人は試してみるとよいでしょう。

高評価の三浦技研「CB-302」は、ゴルフショップウィザードでも取り扱っています

2023年4月より販売されている三浦技研のアイアン「CB-302」は、5つの特徴で従来のモデル以上のスペックを実現しています。試打や購入をしたゴルファーも、その性能やデザイン性を高く評価しており、発売から1年が経過した現在も、おすすめするゴルフショップは多いです。

ゴルフショップウィザードでも、三浦技研「CB-302」を取り扱っております。納期は標準でおよそ2週間、「MIURA CRAFTSMAN WORLD」によるカスタムをご希望の場合は、1~2ヵ月ほどとなっております。上級の方はもちろん、中級ゴルファーにも最適なクラブで、ワンランク上のプレーを目指すのもよいでしょう。

三浦技研のモデルをはじめ、初心者の方にも扱いやすい地クラブもご提案しておりますので、ゴルフを始めたばかりという方もお気軽にご相談ください。

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