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JP GOLFについて

「JP GOLF」はジェームス・パトリック”JP”が手掛ける、世界最高を追求し続けたカスタムウェッジです。ジェームズ・パトリック氏の20年以上にわたる血と汗と涙の結晶、デザイン性にこだわったカスタムウェッジの限界に挑み続けた技術の集大成・・それが「JP GOLF」なのです。

JP GOLF ミッドバウンスとハイバウンスの選び方

ハイバウンス

ハイバウンスは、ヘッドが深く入ったり、リーディングエッジが地面に突き刺さる噛んだショットを防ぎたいプレーヤーに最適です。ランニングやピッチ&ランを得意とするプレーヤーに向いています。 

ミッドバウンス

ミッドバウンスは、打ち出し角度が中程度あるいは低くて、ディボットを深く取らないプレーヤーに最適です。56度から60度のミッドバウンスは、グリーン周りで要求される様々な状況に対して使用できます。フェースを開き、ロブや、ピッチショットを得意とするプレーヤーに最適です。

JP GOLFウェッジモデル一覧

About JP

ジェイムスパトリック “JP” ハリントンは、アメリカ中西部で生まれ育ちました。
JPはハードワークと絶え間ない向上心を大切にしてきました。
「学び、 応用する」 というのは Grind House (JP の工房) でよく耳にする言葉であり、それが彼をデザイン、生産、 フィッティング、カスタマイズの分野へと導きました。
これらの分野での専門知識は、プレーヤーの結果を念頭に置いた製品性能の向上と美しさを併せ持つ「コンプリートピクチャー」
アプローチを生み出しました。
市場に出回っているものとは違い、 JPのアプローチはプレーヤーが最高のパフォーマンスを発揮するために本当に必要なものを明確にしたのです。
JP ウェッジは、20年にわたる研究の末、革新的なウェッジを開発し、すべてのプレーヤーに妥協のないパフォーマンスと時代を超越したデザインを生み出しました。
どんなショットでもJP ウェッジなら可能です

Chapter 1

ウィスコンシン州エルズワースの高校で競技ゴルファーとしてJPはゴルフの経歴をスタートさせます。
2000年、高校の州選手権での勝利に貢献。 2001年には個人準優勝の成績を納めています。
2004年、 JP はアリゾナ州立大学の Professional Golf Management program に参加し、
2008年に卒業しました。

在学中、JP は地元企業の Hot Stix Golf でインターンを始め、マスタービルダーとなったのち、
アリゾナ州スコッツデールの近くのCool Clubs でウェッジとパターのカスタムに専念します。
彼が芸術的創造性を探求し始めたのは Cool Clubs でした。
アリゾナで過ごした時間は、 彼のゴルフ人生に素晴らしい機会と
インスピレーションを与えてくれたのでした。

2006年、JP は PGAツアープロのアーロン・バデリーに協力し、
MacGregor のアイアンセットを削ります。
そのアイアンのヒールとトウには、 肉厚過ぎる部分がありました。
バデリーと一緒に試行錯誤を繰り返し、
3番6番,9番アイアンで自分たちが求めていたものに到達しました。
バデリーはそれらを使って練習したところ、 とても気に入りました。
そこで、JPはその夜にすべてのアイアンを削りました。
サウスカロライナ州ヒルトンヘッドで翌週に開催される
2006年ベライゾン・ヘリテージで戦うために、
バデリーは JP が削ったアイアンを数日間だけ練習しました。
そして、彼は初めて PGAツアーで勝利しました。 新しいアイアンがバッグに収まった最初の週に、
バデリーは最初の勝利を掴み取ったのです。

その結果、マクレガーの伝説的なクラブグラインダー、 ドン・ホワイトが、JPとバデリーが作りあげたスタイルのアイアンを特注で研磨してくれることになったのです。
その見返りとして、 JPはメジャー大会で何度も優勝し、 多くの殿堂入りプレーヤーや、PGAツアープレーヤーと仕事をしてきた巨匠ドンから学ぶ機会を得ます。
ドンはJPに研磨、 バウンス、 刻印に関する彼の哲学のいくつかを伝えました。
この出会いがJPの土台となり、 現在も彼の作るゴルフクラブに影響を与え続けています。
2009年春、JPは自分のブランドを立ち上げるという夢を追い求め、中西部に戻ってきました。 融資を受け、 必要な研削盤を購入した後、父親の物置の一角に工房を構えます。
しかしウィスコンシン州の冬は厳しく、 JPは工房を暖房の効いた母親のガレージに移しました。
彼は、カスタムウェッジの注文を受けながら、 将来独立するJPのウェッジラインをデザインし、技術を磨いていきます。 カスタムウェッジの注文は、すべてが経験でした。
この経験が、JPの 「学び、 応用する」 姿勢を確固たるものにし、ウェッジ作りの常識がどんどん刷新されていくことを体感していきます。

2011年、JPは「JP by Edel」 ウェッジのデザインに携わり、その年のPGAマーチャンダイズショーで発表されました。
残念ながらこのラインは発売されませんでしたが、 デザイン哲学は彼の中で引き継がれ、彼のウェッジへの思いと信念がさらに強くなりました。

この時期マイクアダムスやスタン・アトレイ、 ジェリー・キングなど有名講師が主宰するゴルフクリニックが流行っていました。 また、 GolfWRX、 MyGolfSpy、 Independent Golf Reviews などで取り上げられ、 クチコミの広がりもあり、JPのブランドが支持され始めた時期でもありました。
彼の製品哲学の礎は、家族、友人、 そして多くの人たちに支えられることで築かれました。
これらの支持者がなければ今のJPゴルフへの成長は不可能だったでしょう。

Chapter 2

2013年の春、 タイトリスト社人事部のシニア・ヴァイス・プレジデントが、 JPのもとを訪れました。
彼はJPについてよく調べており、厚さ約5cmにもなる資料を用意していたのです。
そして、3時間ほど話し込んだのち、 JPは実際にウェッジを削る姿を披露しました。
JPは無垢の鍛造材を、 まるでギタリストがソロを刻むかのように削り出し、 そして、 JPは額の汗を拭きとり、そのウェッジを彼に手渡したのでした。

一週間後、タイトリスト社のCEOと研究開発担当の副社長が来店しました。
JPはこの訪問が名誉ある特別なものだとすぐにわかりました。
その日、JPは先日と同じようにウェッジを削り出し、CEOに手渡したのでした。
彼らが帰った後、 JPはベンチに置かれた2つのウェッジを見て、重さを測ってみることにしました。
すると、どちらのウェッジも全く同じ306.2gを差したのです。
JPはなんと手の感覚だけで2つのウェッジを同じ重量に削ることに成功していたのです。
そのときJPはこれが次のステップになると確信しました。

JPはカリフォルニア州カールスバッドにあるタイトリスト社に入社しました。
彼の工房グラインド・ハウスはタイトリスト社の手によってアップグレードされることとなったのです。
タイトリストは、本社のすぐ近くにJPのためのプライベートスタジオを作りました。
それは、かつてのグラインドハウスとは比べ物にならないほどの強力な設備が整った素晴らしいスタジオでした。 彼はそれを見たとき、 やるべきこと、やれるべきことが沢山そこにあることを感じていました。 そこでJPは同僚とともに熱心に開発に取り組み、プロトタイプを完成させました。 その時知り合った4人の同僚は今でも彼の良き友となっています。
新作ウェッジのJP by TitleistはInstagramとFacebookに投稿され大きな反響を呼びました。

JPは2年間、 JP by Titleist の製品開発および設計に従事し、 日本でも多くの時間を費やして
プロトタイプをテストし、 フィードバックを受け取り、調整するということを繰り返し行いました。
その結果、デザインを含めた全ての面でタイトリストの製品基準に合格し、
JP byTitleist ウェッジが発売されました。
JPによって削られ、 鍛造およびCNCフライス盤で作られる
スーパープレミアムマルチマテリアル構造設計の誕生です。
すでに市場にあるものとは異なり、芸術と科学を融合した特別な製品となりました。
JPは、ゴルファーに合わせてフィッティングを行い、 彫刻を施し、 塗装し、組み立てて、カスタマイズしました。

JP by Titleistラインは素晴らしい技術的成功を収めました。
クライアント達はJPのウェッジを愛し、 彼らにとって今までにない最高のパフォーマンスウェッジとなりました。
一方で、JPはタイトリストでの状況とボーケイの市場シェアの強さを考えると、
自分のブランドを続けるためにはタイトリストから去る必要性があると感じたのです。

Chapter 3

JPとタイトリストとの関係は2018年に一旦終わりを告げます。
JPはゼロからの再始動となりましたが、 清々しくも己が信じる唯一の道であるウェッジ作りを信念、
決意、そして情熱を持って再スタートします。
トゥに埋め込まれた3つの弾丸型のタングステンウエイトは、これら3つを意味したウェッジです。
The Grind Houseは現在サンディエゴにあり、 有名なTorrey Pineゴルフコースからもすぐのところです。
ここはJPが開発するPremierを今後さらに発展させるに最適な場所です。
JPプレミアは、その設計を通じて最大のパフォーマンスを発揮します。
芝を選ばず、細かく調整された重心深度は、 まるでアートギャラリーにあるようなデザインです。

プレミアの開発時、JPはFirst Fiftyのリリースで初心に帰りました。
このプロジェクトでJPは、最も熱心なフォロワーのためにワンオフのウェッジを設計製造しました。
それはまたフォロワー達の長年の応援に感謝する機会でもありました。
First FiftyはJPのファンたちにとって、伝説のJPが作った夢のようなウェッジとなりました。
JCNCVertical ミルでホーゼルを刳(えぐ)り、 フェイスをフライス加工し、グルーブラインを刻み、
フェイスバックに、オリジナルのデザインをグラインダーで削り加工を施しました。

JPにとって非常に厳しくもやりがいのあったTheFirst Fiftyは、 JPの技術との向き合いを如実に反映しています。
幸運にもこのThe First Fiftyを手に入れることができた人は、 本当にレアな製品を手にしているということです。

JP Premierはまるで人生の道のりのようです。 20年以上にわたる血と汗と涙の結晶です。 JP Premierは、ゴルフ業界最高峰の素晴らしいウェッジとなりました。
あなたはウェッジに何を求めますか。 違いを感じ、パフォーマンスを体感してください。
Feel the Difference. Experience the Performance.

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