ユーティリティがおすすめのゴルフメーカーは?選び方のポイントも解説!

初心者

ゴルフクラブは、ドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアン、ウェッジ、パターと、大きく6種類にわけられます。なかでもフェアウェイウッドとアイアンの距離を埋めるユーティリティはラウンドでも重要な役割を果たすため、最適なクラブを選ぶ必要があります。

今回は、ユーティリティのおすすめゴルフメーカーを紹介します。ユーティリティを選ぶ際の注目ポイントも知り、スコアアップにつながるクラブを購入する参考にしてください。

ゴルフクラブのユーティリティとは

ゴルフクラブのユーティリティは、フェアウェイウッドとアイアンの飛距離差を埋めるために開発されたクラブです。ユーティリティという名前は、「万能」「実用的」「役に立つ」といった意味を持つ、英単語の「utility」に由来します。これは日本独自の呼称で、海外では「ハイブリッド」と呼ばれています。

ユーティリティはアイアンよりも扱いやすく、昨今需要が低下している3番・4番アイアン相当の距離が打てるのが特徴です。ヘッド形状はアイアンを大きくしたような「アイアン型」、フェアウェイウッドを小さくしたような「ウッド型」の2種類があり、昨今はミスに強くてより扱いやすい「ウッド型」が、初心者から上級者、ツアープロにも好まれています。

ユーティリティのおすすめメーカー

ゴルフで使用するユーティリティは、ロングアイアンよりもソール幅が短く、ミスに強いのがメリットです。多くのゴルフメーカーからさまざまなモデルが販売されていますが、おすすめのメーカーはどこなのでしょうか。

おすすめの大手ゴルフメーカー

大量生産したヘッド・シャフト・グリップを組み上げた状態で販売する大手メーカーのクラブは、街のゴルフショップなどで簡単に入手できます。ユーティリティがおすすめのメーカーは、以下の通りです。

  • PING(ピン)
  • TaylorMade(テーラーメイド)
  • BRIDGESTONE(ブリヂストン)
  • キャロウェイ
  • タイトリスト 
  • XXIO 13(ゼクシオ 13) など

最新モデルはもちろん、数年前のモデルが現在も人気ランキング上位にランクインしているメーカーもあります。「まずは既製のクラブから」と考える人は、おすすめメーカーからユーティリティを選ぶとよいでしょう。

おすすめの地クラブメーカー

地クラブ(カスタムクラブ)は、単体で販売されているヘッドに、好みのシャフトやグリップを組み合わせて完成させる、オーダーメイドのクラブです。大手量販店での取り扱いはほとんどなく、地クラブを専門に取り扱うショップなどで、フィッターと相談しながら組み上げていきます。ユーティリティの評価が高い、おすすめ地クラブメーカーは、以下の通りです。

  • Muziik(ムジーク)
  • BALDO(バルド)
  • EMILLID BAHAMA(エミリッドバハマ)
  • EPON(エポン)
  • RomaRo (ロマロ) 
  • GINNICO(ジニコ) など

「オーダーメイド」「カスタム」と聞くと敷居が高いように感じますが、最近はやさしさ重視の高性能な地クラブも増えています。上級者はもちろん、初心者が扱いやすいユーティリティも販売されているので、興味がある人はチェックしてみるとよいでしょう。

ユーティリティを選ぶ際のポイント

おすすめメーカー・モデルから最適なユーティリティを選ぶ際には、注目したいポイントが5つあります。

ヘッド形状

前述の通り、ユーティリティのヘッド形状は「アイアン型」と「ウッド型」の2種類です。アイアンかウッドのどちらが得意かで選べば問題ありませんが、迷ったらより扱いやすいウッド型がおすすめです。ウッド型はアイアン型と比べてスイートエリアが広く、ボールが上がりやすくなっています。

ウッド型のなかでも上級者向けのものはヘッドがより小さめで操作性に優れていますが、初心者はアベレージ向けのヘッドが大きめのものを選ぶとよいでしょう。

ロフト角 

ユーティリティに限らず、ロフト角はゴルフクラブ選びで重要なポイントとなります。ユーティリティのロフト角は、フェアウェイウッドとアイアンの中間のものを選びます。フェアウェイよりも2~4度大きいか、アイアンよりも2~4度小さいロフト角が、1つの目安です。

複数のユーティリティをセッティングに入れる場合は、ロフト角の差を3~4度にしておくと、シーンに合ったクラブを選びやすくなります。なお、番手が同じでも、メーカーによってロフト角が異なることもあるため注意が必要です。

シャフトの素材

ユーティリティに使用するシャフトの素材は、カーボン製とスチール製の大きく2種類です。カーボン製のシャフトは比較的軽量で、しなりがよいので飛距離を出しやすくなります。アイアンのシャフトがカーボン製の人や、ウッドとしての役割を重視したい人は、カーボン製を選ぶとよいでしょう。

スチール製のシャフトはカーボン製よりも重く、アイアン型のユーティリティにおすすめです。重量があるぶんスイングがブレにくいですが、ヘッドスピードが遅い人は飛距離が出にくくなります。操作性重視の人やスイングスピードが速い人は、カーボン製よりもスチール製が向いています。

また、シャフトの硬さ(フレックス)は柔らかいほどスイング時にしなり、高い弾道のボールが打てますが、ほかのクラブと統一すれば問題ないでしょう。

シリーズ

ゴルフクラブをシリーズ展開しているメーカーでは、ユーティリティも同じシリーズを用意しているケースが多いです。フェアウェイウッドやアイアンのお気に入りのシリーズがある場合は、ユーティリティも統一すると扱いやすいといえます。

アイアン型ならアイアンと同じシリーズ、ウッド型ならフェアウェイウッドと同じシリーズを選べば、ヘッド形状や振り心地が統一されます。もちろん、気になるメーカーやモデルを試してしっくりくれば異なるシリーズのクラブを選んでもよいですが、迷ったときの選択肢として覚えておくとよいでしょう。

総重量

ユーティリティの総重量も、チェックしたいポイントです。重量も役割と同様に、フェアウェイウッドとアイアンの中間になるようにします。

ゴルフクラブの総重量を決める要素の1つが、シャフトです。シャフトの重さは総重量やヘッドとのバランスなど、さまざまな点に関わります。好みもありますが、「フェアウェイウッドとアイアンの中間」という基本の範囲内で選べば、理想的な総重量を保ちながら、自分に合ったクラブを実現できるので、こちらも意識してみてください。

ユーティリティ選びに迷ったら、地クラブも検討を!

大手メーカーのユーティリティを使い続けていても、何となく違和感があったり思ったような飛距離が出なかったりする場合は、地クラブの購入も検討しましょう。地クラブはメーカー・モデルによって価格や機能性がさまざまで、レベルやクセなどに合った1本に出会いやすいです。

また、地クラブを取り扱うショップには、知識や経験豊富なフィッターが在籍しており、1人ひとりの要望に沿ったクラブを組み上げてくれます。シャフトやグリップにもこだわり、量産型クラブにはない「特別感」を味わえる地クラブで、よりよいスコアを目指しましょう。

ユーティリティ選びはおすすめメーカー・モデルで選ぶのがおすすめ!迷ったらゴルフショップウィザードへ

フェアウェイウッドとアイアンの中間の役割を持つゴルフクラブのユーティリティは、ラウンドに欠かせないクラブの1つです。ヘッド形状をはじめとしたポイントを押さえ、おすすめメーカーにも注目して扱い安いクラブを選びましょう。

ゴルフショップウィザードでも、人気地クラブメーカーのユーティリティを取り扱っております。ユーティリティ以外のクラブに関するご相談も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

ライター:永野栄里子

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