キャディバッグを見てみると、ゴルフクラブにヘッドカバーをしている人は多くいます。特に、ドライバーはヘッドカバーをつけている人が大半ではないでしょうか。
今回は、ドライバーにヘッドカバーをする重要性について解説します。選び方のポイントも知り、気に入ったヘッドカバーを購入しましょう。
ゴルフのドライバーにヘッドカバーをする理由
ドライバーは、さまざまなゴルフクラブのなかで最も飛距離が出るものです。クラブヘッドが大きくシャフトも長いですが、比較的軽量で、ラウンドでは多くのホールで使用します。
ドライバーにはヘッドカバーをする人が多い傾向にありますが、ヘッドカバーにはどのような役割があるのでしょうか。
クラブヘッドの保護
ヘッドカバーの大きな役割は、クラブヘッドを保護することです。キャディバッグやゴルフクラブケースのなかでは、持ち歩く際の振動でクラブ同士がぶつかってしまいます。ヘッド同士がぶつかると、傷がついてしまうこともあるため、直接ぶつからないようカバーで保護します。また、クラブを地面に置くときにも、ヘッドカバーがあれば汚れがつきにくく、きれいな状態を長く保つことが可能です。
取り違い防止
ゴルフクラブはさまざまなメーカーやモデルがありますが、特に初心者は、一目では違いがわかりにくいことがあります。また、人気モデルはほかの人と被ってしまう可能性もあるため、取り違い防止のためにもヘッドカバーをつけるのがおすすめです。
ゴルフクラブのなかでもドライバーは比較的高価なので、盗難に遭うリスクもゼロではありません。こうした場合も、ヘッドカバーをしていれば自分のクラブであることがわかりやすいでしょう。
見た目の統一感
ゴルフクラブを同じメーカーやモデルで統一する人もいれば、バラバラのメーカーのクラブでセッティングをする人もいます。メーカーが同じだとクラブに統一感が出ますが、ヘッドやシャフトのメーカーが違うと、雰囲気も変わってしまいます。ヘッドカバーのメーカーがそろっていれば、バラバラのクラブにも統一感が出るので、「きちんと感」を演出するために、そろったヘッドカバーを使用する人も存在します。
ドライバーのヘッドカバーの選び方
ゴルフクラブのなかでも、特にドライバーのヘッドカバーは欠かせません。ヘッドカバーをこれから購入する、買い替えるという人は、次の5つのポイントに注目して選ぶのがおすすめです。
予算
ヘッドカバーの価格には幅があるので、特にこだわりがないという人は予算を決めると選びやすくなります。安価なものは1,000円以下から購入できますが、有名メーカーのものやブランドもの、素材がよいものなどは4,000円前後する場合もあります。費用をあまりかけたくないという人は、ネットショップで探すと、予算に見合ったものが見つけやすいです。
素材
ヘッドカバーの素材はレザー・ニット・ビニールの大きく3種類あり、それぞれに特徴が異なります。レザーはスタイリッシュな見た目で、男女ともに人気の高い素材です。ニットは柔らかな素材でデザインの幅が広く、キャラクター商品も多く展開されています。防水性・防汚性に優れたビニールは価格もお手頃で、「同じものを長く使いたい」という人よりも「気に入ったヘッドカバーを見つけたら気軽に買い替えたい」という人におすすめです。
それぞれ特徴が異なりますが、デザイン性や耐久性、価格など、こだわりたいポイントを絞ると、最適な素材が選べるでしょう。
留め具
留め具のタイプには、マグネットやファスナーといった留め具があるものや、グローブのように被せるだけのものなどがあります。気に入ったタイプで統一する人もいますが、クラブヘッドの形状に合ったものを選んでもよいです。
被せて使う「プルオンタイプ」はヘッドとカバーの形状が違いすぎると外れやすくなりますが、ドライバーはヘッドが大きいので、着脱が簡単で外れてしまうリスクも少ないといえます。
デザイン
ヘッドカバーのデザインやカラーは、シンプルなものから総柄の派手なもの、ブランドやゴルフメーカーのもの、キャラクターものなど、非常に幅広いです。好みのデザインやカラーのヘッドカバーは、個性を主張できるだけでなく、ゴルフに行くのがより楽しくなります。予算や素材などへのこだわり度が高くない人は、デザインを重視するとよりよいヘッドカバーが選べます。
メーカー
前述の通り、ゴルフクラブメーカーだけでなく、アパレルメーカーやブランドのヘッドカバーも存在します。気に入ったメーカーのヘッドカバーが販売されている場合は、同じメーカーで統一するのも1つの方法です。「見た目から入る」という人は、クラブヘッドだけでなく、帽子やシャツ、パンツ、キャディバッグなど、ゴルフに必要なさまざまなアイテムを同じメーカーでそろえると、ゴルフへのやる気がさらにアップするかもしれません。
ゴルフのドライバーにおすすめのヘッドカバーは？
ヘッドカバーはスイングやスコアに影響するものではありませんが、種類が膨大なため、「気に入ったものを選ぶ」となると、迷ってしまう人もいるでしょう。こだわりポイントを絞ってもなかなか決められない場合は、次のようなヘッドカバーがおすすめです。
メーカーのヘッドカバー
メーカーのヘッドカバーは、特に男性におすすめです。使用しているドライバーと同じメーカーのヘッドカバーにすれば、クラブとヘッドカバーに統一感が出ます。ロゴのみが入ったシンプルなものや、カラーやデザインにこだわったもの、コラボ商品など、選択肢が複数ある場合は、クラブのデザインに注目してみるとよいでしょう。
キャラクターヘッドカバー
好きなキャラクターがいる人は、キャラクターをあしらったヘッドカバーにするのもよいといえます。ドライバーのヘッドカバーには、キャラクターの大きなぬいぐるみがついたものもあり、特に女性に人気です。有名なキャラクターなら、ぬいぐるみの種類が複数あったり、デザインにキャラクターを取り入れたヘッドカバーもあったりして、より気に入ったものを選びやすいでしょう。
ドライバーのヘッドカバーで注意したいポイント
ヘッドが大きなドライバーには、ヘッドカバーはできるだけしたほうがよいですが、ヘッドカバーを購入する前には以下の注意点も確認しておきましょう。
ヘッドカバーにも寿命がある
ゴルフクラブ同様、ヘッドカバーにも寿命があります。寿命は使い方や素材によって異なりますが、短いものは2～3年で劣化して保護力が低下したり、見た目が悪くなったりするため注意が必要です。また、価格と耐久性は必ずしも比例するわけではなく、高価でも寿命が短いヘッドカバーがあることも、忘れてはいけません。
ヘッドカバーを購入する前には、耐用年数も必ず確認しましょう。特に、「ヘッドカバーにあまり費用をかけたくない」という人は、価格と耐用年数が見合っているかをしっかり見極めてください。
ヘッドカバーの着脱に時間がかかる
ヘッドカバーはショットの前に外して打ち終わったら被せるので、着脱に時間がかかります。1回あたりにかかる時間は数秒程度ですが、毎ホール行うと思うと、手間に感じてしまう人もいます。
なかでも、マグネットやファスナーなどの留め具があるタイプのヘッドカバーは、着脱が大変かもしれません。ドライバーはできるだけヘッドカバーをしたほうがよいので、着脱が負担にならないものを選ぶことも意識しましょう。
すべてのクラブにヘッドカバーは必要？
ドライバーだけでなく、アイアンやパターなど、すべてのゴルフクラブのヘッドカバーが販売されています。ドライバーをはじめとしたウッド、そしてパターにはヘッドカバーをする人が大半ですが、アイアンのヘッドカバーをする人は多くはありませんでした。
しかし、最近はアイアンにもヘッドカバーをする人が以前より増えています。アマチュアゴルファーはカートにキャディバッグを積んでプレーするので、振動でヘッド同士がぶつかりやすいですが、ヘッドカバーを全てのクラブにしていれば、傷がつくリスクを抑えられます。
ただし、クラブヘッドの数が増えれば費用もかさみます。また、前述の通り、プレー中に着脱の手間もかかることも覚えておきましょう。
ドライバーのヘッドカバー探しで迷ったら、ゴルフショップウィザードにご相談ください
ゴルフクラブのなかでもヘッドが大きく価格が高めのドライバーには、ヘッドカバーが欠かせないといえます。ヘッドカバーにはさまざまなものがあるので、こだわりポイントを絞って探すと、最適なものが見つかります。お気に入りのヘッドカバーで、ドライバーを傷や汚れから守り、よりよいプレーを楽しみましょう。
ゴルフショップウィザードも、クラブに合ったヘッドカバー探しをサポートいたします。地クラブ（カスタム）クラブを守るのにおすすめのヘッドカバーを知りたい方は、お気軽にお相談ください。
ライター：永野栄里子
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