パターにカバーは必要?ゴルフクラブにヘッドカバーをつけるメリットも解説

初心者

ゴルフクラブを持ち運ぶ際には、ヘッドカバーを装着する人も多いです。クラブによってヘッドカバーの重要性は異なりますが、パターにはヘッドカバーをつけたほうがよいのでしょうか。

今回は、パターのヘッドカバーの必要性について解説します。ヘッドカバーをつけるメリットや、選び方のポイントも知り、大切なクラブを保護しましょう。

ゴルフクラブのヘッドカバーとは

ヘッドカバーは、ゴルフクラブのヘッド部分につけるものです。キャディバッグの中身を見ると、ヘッドに靴下やニット帽、大きなぬいぐるみのようなものをつけていることも多く、ヘッドカバーにはさまざまな種類があることがわかります。

ヘッドカバーはドライバーからパターまで、すべてのクラブの種類に適したものが販売されています。しかし、アイアン系のクラブにも1本1本ヘッドカバーをつけているケースは少なく、ドライバーやフェアウェイウッドのようなヘッドが大きいクラブと、パターにつけていることが多いです。

ヘッドカバーをつけるメリット

ラウンドにおいて、パターは各ホールで毎回使う重要なクラブです。繊細なパターですが、使用頻度が高いことからラウンド中はヘッドカバーを外しっぱなしにする人も多いでしょう。

しかし、使うたびにヘッドカバーをつけると、さまざまなメリットが得られます。

ヘッドに傷がつくのを防げる

ヘッドカバーには、キャディバッグやゴルフクラブケースのなかでクラブ同士がぶつかり、ヘッドに傷がつくのを防ぐ役割があります。持ち運びの最中の衝撃も、ヘッドカバーをつけていれば緩和され、傷つくのを避けられます。

ヘッドを汚れから守れる

ヘッドカバーをつけていないクラブを直接地面に置くとヘッドが汚れてしまいますが、ヘッドカバーをつけていれば汚れるのはヘッドカバーのみで済みます。傷だけでなく、汚れからもヘッドを守ってくれるのは、ヘッドカバーのメリットの1つです。

クラブが見分けやすくなる

ゴルフクラブの種類は非常に豊富なので、他人と被ることはあまりないと思うかもしれません。しかし、人気のメーカー・モデルのものは被りやすいため、自分のものだと一目で見分けがつくようにしておくと便利です。

クラブを見分けやすくして取り違えを防ぐことにも、ヘッドカバーは重宝します。また、高価なゴルフクラブは盗難のリスクも高いので、万一大切なクラブが盗まれてしまったときも、ヘッドカバーで見分けをつけることができるでしょう。

ゴルフへの意欲がアップする

お気に入りのクラブやヘッドカバーを使うことは、ゴルフへのモチベーションアップにもつながります。もし異なるメーカーのヘッドやシャフトを使っていても、デザインやメーカーが同じヘッドカバーを使えば、キャディバッグの中身に統一感が出ます。

また、気に入ったクラブを好みのヘッドカバーで保護すれば、「道具を大切にしよう」という気持ちがより高まるでしょう。

パターにヘッドカバーは必要?

前述の通りパターは繊細なクラブですので、ヘッド同士がぶつかった少しの衝撃でできた傷や凹みが影響し、いつも通り打ったのに転がり方が変わることもあります。また、ショットに影響しない傷や塗装の剥がれも、いずれ売ろうと思ったときに査定に関わるため、ヘッドカバーはラウンドでも「使い終わったらつける」ことを徹底したほうがよいです。

さらに、ヘッドカバーをつけていなかったことが原因で、他人のクラブを傷つけてしまう可能性もゼロではありません。不要なトラブルを避けるためにも、パターのヘッドカバーをつける習慣は、必ずつけておきましょう。

パターのヘッドカバーを選ぶ際の注目ポイント

パターのヘッドカバーをこまめに脱着するようにするには、気に入ったヘッドカバーを選ぶのも1つの方法です。ベストなヘッドカバーに出会うためには、次の4点に注目しましょう。

素材

ヘッドカバーの素材は、主に以下の3種類です。

  • レザー:天然、もしくは合皮でつくられており、高級感ある見た目をしている。メーカー純正品にもレザー製が多く、防水性・防汚性・耐久性に優れている。天然レザーは価格が高めだが、合成レザーなら比較的低価格
  • ニット:柔らかな素材で、着脱しやすくデザインの幅が広い。ぬいぐるみやニット帽のような形など、かわいらしい雰囲気で女性を中心に人気。ポリエステルやウールなど、素材によって価格が異なる
  • ビニール:最も安価な素材で、防水性に優れている。見た目のバリエーションも比較的多く、手軽にヘッドカバーを買い替えたい人におすすめ

素材によって価格帯やメリットが異なります。こだわりポイントを絞ると、適切な素材がわかるでしょう。

着脱のしやすさ

パターはラウンドで毎ホール使用するので、着脱しにくいものは途中で面倒くさくなってしまうかもしれません。パターのヘッド形状によって使えるヘッドカバーはそれぞれですが、かぶせるだけの「プルオンタイプ」や、ヘッド形状にフィットしながらも着脱が簡単な「マグネットタイプ」なら、スムーズに使用できます。

デザイン

ヘッドカバーのデザインやカラーは非常に幅広いので、好きなデザインのものに出会える確率は高いです。気に入ったキャラクターがいる場合は、キャラクターモチーフのヘッドカバーを選ぶのも選択肢の1つです。

個性的なヘッドカバーにしたい場合は、ビニール製のヘッドカバーがおすすめです。また、ニット素材のヘッドカバーは、ドライバーだけでなくパター用にもかわいらしいぬいぐるみがついたものがあるので、さまざまなデザインを見てみるとよいでしょう。

価格

ヘッドカバーは1,000円以下で購入できるリーズナブルなものから、5,000円前後する高価なものまで、価格が幅広いです。特に、天然レザーを使ったものや有名ブランド・メーカーのものは、価格が高い傾向にあります。

ヘッドカバーにどれくらいの費用をかけられるかは、人によって異なります。ヘッドカバーも消耗品ですので、「いつか買い替えること」も想定し、予算に見合った価格のものを選びましょう。

パターは「カバーホルダー」を使うのもおすすめ!

パターのカバーホルダーの脱着をこまめに行うためには、「カバーホルダー」を活用するのもおすすめです。パターカバーホルダーは、ヘッドカバーに装着して紛失を防ぐものです。

パターカバーホルダーは大きめのキーホルダーのような見た目をしており、付属の金具をヘッドカバーにつけ、キーホルダー部分をポケットに入れて使います。

パターカバーホルダーを使うメリット

パターカバーホルダーを使うと、以下のようなメリットが得られます。

  • ヘッドカバーを紛失しにくい
  • ヘッドカバーが汚れない
  • ヘッドカバーがプレーの妨げにならない

ヘッドカバーの着脱に慣れていないと、パターを使う際に外したヘッドカバーをどこかに置き忘れる可能性があります。カバーホルダーをつけていれば、外したヘッドカバーはポケットに入れる習慣がつき、紛失しにくくなります。また、パターカバーを地面に置くと汚れがつきやすいですが、カバーホルダーをしていれば地面に置かずに済むので、汚れから守ってくれるのもメリットです。

ヘッドカバーの置き場所を考えたり、どこに置いたかわからなくなって探したりすると、プレーを中断することになりますが、カバーホルダーをしていればポケットに出し入れするだけなので脱着がよりスムーズになります。ヘッドカバーのせいでプレーに集中できないという事態を避けられるのも、カバーホルダーを使うメリットだといえます。

パターカバーホルダーの注意点

便利なパターカバーホルダーですが、使用前には「外れる可能性があること」も理解しておきましょう。もしホルダー部分がポケットにしっかり入っていないと、落下・紛失するかもしれません。

また、多くのパターカバーホルダーはポケットに入れるタイプのため、ポケットがないウェアでは使えないのも注意したいポイントです。なかにはカラビナタイプで、ベルトループにつけられる製品もあるので、機能性を重視したい人はこういったタイプのものを探すとよいでしょう。

ヘッドを保護するカバーでパターを守ろう!迷ったらゴルフショップウィザードへ

パターのヘッドは繊細で、少しの衝撃や傷がプレーに影響することもあるため、ラウンド中もヘッドカバーをつけておくのがおすすめです。ヘッドカバーをつけるメリットや、こまめに着脱するための工夫を把握し、お気に入りのヘッドカバーで大切なクラブを保護しましょう。

ゴルフショップウィザードでは、お客様のご希望に合ったヘッドカバーのご提案も行っております。こだわりポイントをお伺いし、使用する地クラブパターに最適なヘッドカバーを探すお手伝いをいたしますので、お気軽にご相談ください。

ライター:永野栄里子

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