ゴルフクラブの値段はどれくらい?ラウンドに必要なアイテムにかかる費用も解説

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これからゴルフを始めようと思った場合に気になることの1つが、「ゴルフ用品をそろえるのにかかる費用」ではないでしょうか。ゴルフクラブをはじめ、さまざまなアイテムを購入すると、どれくらいの値段になるのでしょうか。

今回は、ゴルフクラブや道具の値段について解説します。多くの初心者が検討するゴルフクラブセットのメリットやデメリットなども知り、道具をそろえる際の参考にしてください。

ゴルフに必要な道具をそろえると、値段はいくらくらい?

ラウンドに行くことも想定してさまざまなゴルフ用品をそろえた場合の値段は、安くても15~20万円ほどかかります。何にどれくらいの費用がかかるのか、3つのカテゴリにわけて見てみましょう。

ゴルフクラブ

まず欠かせないのが、ゴルフクラブです。ラウンドにはクラブを14本まで持ち込めますが、初心者は以下の9本があれば、コースを回ることができるでしょう。

  • ドライバー
  • フェアウェイウッド(5番)
  • ユーティリティ
  • アイアン(7~9番)
  • ピッチングウェッジ
  • サンドウェッジ
  • パター

ゴルフクラブはセットで販売されているものを購入するか、大手メーカーのものを選ぶか、地クラブ(カスタムクラブ)にするか、値段が高い傾向にある最新モデルを使用するか、新品か中古のどちらを購入するかなど、条件によって値段が大きく変わってきます。安価なものを選べば10万円程度で一式そろえられますが、こだわって選ぶと、クラブだけで50万円以上かかることも珍しくありません。

キャディバッグ、小物

ゴルフクラブを収納し、持ち歩くキャディバッグをはじめ、ラウンドに行くのに必要な小物は以下の通りです。

  • キャディバッグ
  • 手袋
  • ボール
  • ティー
  • マーカー
  • グリーンフォーク

キャディバッグはブランドや素材などにより、価格が大きく異なり、1万円を切るものから10万円以上するものまであります。迷ったら、2~3万円くらいのものを選ぶとよいでしょう。

小物のなかで必須なのは、手袋、ボール、ティーです。手袋は2,000円前後、ゴルフボールは1ダース(12球)で1,800~6,500円ほどします。ティーは数本から数十本がセットになった商品が多く、500~3,000円程度が相場です。

キャディバッグや小物にかかる値段の合計は、35,000~40,000円ほどになります。

ゴルフウェア

ラウンドに出る場合は、服装のルールも守らなければなりません。そろえておきたいゴルフウェアは、以下の通りです。

  • トップス(またはワンピース)
  • ボトムス
  • ゴルフシューズ
  • 帽子

ゴルフでは、襟つきのトップスにズボン、もしくはスカートを合わせるのがマナーです。女性は、ゴルフ用のワンピースもあります。デニムのようなカジュアルな装いではプレーできないなど細かな決まりもあるので、ゴルフショップでそろえると安心です。ハイブランドのものはポロシャツが1枚2~3万円しますが、安価なものならトップスとボトムスそれぞれ5,000~8,000円程度で購入できます。

ゴルフコースでは、スパイク付きの専用シューズを履きます。ゴルフシューズはスポーツ用品店やゴルフショップなどで購入できますので、足のサイズに合ったものを選びましょう。こちらも高い者は数万円、10万円を超えるものもありますが、10,000円程度で購入できるものも多いです。

帽子はキャップやサンバイザー、ニット帽などさまざまな形状のものから選べます。気候やコーディネートに合わせて選ぶのもよいでしょう。帽子は日差しを避けるだけでなく、他の人が打ったボールが頭に飛んできた場合に、頭を守る役割も持っています。天候に関わらず、必ず被るようにしてください。帽子の値段の相場は3,000~5,000円ほどです。

ゴルフウェアをそろえるのにかかる値段の合計は、25,000円ほどになります。

ゴルフクラブそれぞれの値段相場

ドライバーやアイアン、パターなど、ゴルフクラブにはさまざまな種類がありますが、それぞれの値段はどれくらいが平均的なのでしょうか。新品の場合の相場を紹介します。

ドライバー

多くのホールのティーショットで使用するドライバーは、価格帯の幅が非常に広いクラブです。新品でも15,000円ほどで購入できるものもあれば、10万円を超えるクラブも多くあります。初心者が選ぶ場合は、70,000円前後のものを見てみるとよいでしょう。

フェアウェイウッド・ユーティリティ

フェアウェイウッドやユーティリティは、ドライバーとアイアンの飛距離を埋める役割を担います。値段の相場は50,000円前後です。初心者は使いどころを見極めるのが難しい場合もあるので、購入の優先度は下げてもよいかもしれません。

アイアン

アイアンはスイングの基本を習得するために、初心者も練習する機会が多いクラブです。5~9番アイアンとPW(ピッチングウェッジ)の6本セットで販売されていることが多く、相場は120,000円前後です。

ウェッジ

前述のピッチングウェッジのほか、ウェッジにはボールをグリーンに乗せるまでの短い距離で使用するアプローチウェッジ、バンカーで使用するサンドウェッジ、ボールを高く上げるロブウェッジがあります。ウェッジの値段相場は、1本あたり30,000円前後です。初心者の場合、ピッチングウェッジのほかにはサンドウェッジがあれば問題ないでしょう。

パター

グリーンに乗ったボールを転がしてカップに入れるためのパターは、他のクラブでは代用できないのでセッティングに欠かせません。値段の相場は30,000円前後です。パターは店頭で試し打ちできるショップも多いので、購入する前にはいろいろなものを試してみるのがおすすめです。

初心者はゴルフクラブセットを買ってもよい?

種類ごとに自分に合ったゴルフクラブを選ぶと、少なくとも15万円はかかります。初期費用を抑えてゴルフを始めるために、初心者用のクラブセットの購入を検討する人もいますが、メリットだけでなくデメリットも多いので注意が必要です。

ゴルフクラブセットのメリット

初心者向けのゴルフクラブセットを購入するメリットは、以下の2点です。

  • キャディバッグもセットでお得に購入できる
  • 1本ずつ選ぶ手間が省ける

ゴルフクラブとキャディバッグをバラバラに購入した場合、安ければ18万円ほどでそろいます。しかし、1本ずつそろえていくとこだわりも強くなるので、実際には30万円、40万円と多くの費用がかかることも多いです。クラブセットは9~11本のクラブとキャディバッグがセットで、5万~15万円ほどで購入でき、初期費用を抑えられます。

また、自分に合ったクラブ、気に入ったクラブを1本ずつそろえるのは楽しいように感じますが、知識があまりない初心者にとっては大変な作業になることもあるため、セット購入できるとこうした手間も省けます。

ゴルフクラブセットのデメリット

お得感やお手軽さが魅力のゴルフクラブセットですが、以下のようなデメリットもあるため注意しましょう。

  • 格安セットは内容がよくないことがある
  • 自分に合わない可能性がある
  • デザイン面の不満を抱く可能性がある

数万円で購入できるクラブセットのなかには、初心者に必要なクラブが含まれていないものもあります。たとえばユーティリティが入っていない、扱いにくい3番ウッド、5番アイアンが含まれているといったものは、いくらお得でも必要なクラブを買い足す手間や費用がかかるのでおすすめできません。

また、クラブセットは試打などができるわけではないので、購入して使ってみるまで自分に合っているものかがわからないのもデメリットです。初心者は「クラブが合っているか」を判断するのが難しいですが、スイングが安定してくると打ちやすいクラブかどうかもわかってきます。さらに、クラブやキャディバッグのデザインが洗練されていないセットを選んでしまった場合は、使っていくうちに「見た目がよくない」「もう少し機能性の充実したバッグが欲しい」と考えるかもしれません。

クラブセットは、お得に必要なゴルフクラブをそろえられたと思っても、早めに買い替えが必要になるケースが多く、そのぶん損になる可能性が高いことも覚えておきましょう。

ゴルフショップウィザードは、予算に合った値段のゴルフクラブをご提案します!

ゴルフクラブの値段にはある程度の相場は存在しますが、お金をかけようと思えばいくらでもかけられます。大手メーカーのクラブよりも価格が高いイメージのある地クラブ(カスタムクラブ)ですが、相場ほどの値段で購入できるメーカーやモデルも多くあるので、迷ったら地クラブを検討するのもおすすめです。

ゴルフショップウィザードでは、お客様の目指すプレースタイルはもちろん、ご予算に合ったクラブもご提案いたします。初心者の方でも、気になるメーカーやモデルがある、地クラブに興味があるという場合はお気軽にご相談ください。

ライター:永野栄里子

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